秘密の取引
<内容紹介>
準男爵の娘リンゼイには、秘密があった。それは、ゴードン・リューという男の名前で作家活動をしていること。しかしある日、女性と見紛う美貌の貴族レナルドに正体を知られてしまい……。リンゼイは、意味ありげに微笑む彼から、ある取引を持ちかけられる。その内容は、しばらく婚約者のふりをしてほしいというものだった……! さらには「恋愛描写がうまくなるよう、本当の男女の関係がどういうものか教えてあげる」と囁かれ――!?
<読んだ感想>
「侯爵様と私の攻防」のスピンオフ!
レナルドとリンゼイのおはなし。
富樫様の作品とあって超満喫したよ~
前作では、レナルドの男な部分は全くでてなかったけど。
今回は、男の部分もでてカッコよかった~
お姉言葉が苦手の人もいるかもしれないけど、
ふとした時に、男の言葉づかいに戻る時があって。
そういうシーンに遭遇すると、なんか「ドクッ」って
胸が高鳴る感じ。
レナルドにとってリンゼイの存在をジェイラントに話すシーンがあるんだけど。
レナルドのセリフになんか鳥肌たっちゃったもんね!
(内容は本誌を読んでぜひ体感して欲しい!)
レナルドのようなタイプもいいな~
普段は女友達のような感じでキャッキャッできるのに、
急にオスに豹変して翻弄されるという…。
リンゼイも振り回されていたな~
アデリシアとジェイラントも登場して、
ジェイラントのヤンデレぶりも健在なのが確認できるしw
とっても楽しく読ませてもらったわ!
「秘密の取引」を読む前に、「侯爵様と私の攻防」を先に読むことをオススメ!
富樫様の世界観に、ぜひどっぷりつかって欲しいわ!
この本に関心がある人におすすめ!
- PREV
- 青狼侯爵の寵愛 花嫁は淫らな蜜に囚われる
- NEXT
- プライマリーキス