影の花嫁
<内容紹介>
母と二人で慎ましく生きてきた八重は、ある日突然見知らぬ男たちに攫われてしまう。
彼女を連れ去ったのは、異能の力で政財界を牛耳る九鬼家の当主・龍月だった――。
「お前は、俺の子を孕むための器だ」と、龍月に無垢な体を無理やり開かれ、軟禁された部屋で毎晩のように欲望を注ぎ込まれる日々。だが、冷酷な言動の裏にある龍月の孤独に気づきはじめ……。本当の彼を知るたびに、いつしか八重の心は囚われていき――。
<読んだ感想>
山野辺りり様のお初作品。
イラストレーターの五十鈴様買い!
ぶっちゃけ・・・
暗いよ〜〜〜!!!
でも、五十鈴さんのイラストが想像をかりたててくれて、龍月像が素敵になるから不思議。
冷静に分析すると、箱入りのお坊ちゃんでただの我儘。
けど、不思議と母性本能くすぐるんだよね〜
ストーリー性は高いんだけど、クライマックスがもう一声な感じ。
起承転結の結が物足りなかった。
肝心なエロ表現は、良かった!
ただ、エロ<ストーリーかな。
もう少し、絡みシーンが欲しかった。(エロ好きなんで)
まとめると…
エッチ表現はいいけど、ストーリー重視でエロが気持ち少なく、
トータルで個人的には物足りな…という感想。
ただ、五十鈴さんのイラストで目を楽しませてくれたよ。
五十鈴さん描く男性像。
ガッチリした体躯でありつつも、繊細さがあり。
なんか肌の質感から、抱きついた感触まで妄想させてくれる素晴らしさ。
いや〜、本当にエロいわ。
母性くすぐる男性好きな人におすすめ!