僕の可愛いセレーナ
<内容紹介>
何重もの鎖で閉ざされた部屋の中、毎夜のごとく嬲られ、快楽に溺れていく身体。セレーナは囚われていた。仔犬のように無邪気で、飢えた獣のように危険な夫・ライアンに……。美貌の伯爵ライアンに見初められた町娘のセレーナは、身分差を乗り越えて結婚することに。隙あらばじゃれつき、愛の言葉を囁いてくるライアン。しかし幸せな結婚生活は、ある出来事をきっかけに歪んでいき――?
<読んだ感想>
はい、変態さんキターッ!これ。
悪く言えば異常愛。ストーカー。
良く言えば純愛。一途な愛。
変態度合は、この本の要な部分となるので割愛するとして。
個人的な感想としては、私はこの愛、全然OK!
むしろ、ここまで愛してくれるなんてというウェルカム状態かも。
いつもはワンコなのに、エッチの時はオオカミのように獣化して。
恋に臆病で、ひたすらに相手の愛だけを望む弱さもあり。
ある種、私的にはティーンズラブの王道的本だったよ。
人間描写良かったな~
舞台は貴族世界だから非現実世界なのに。
相手を思う気持ちや葛藤は、時代関係なくて。
愛するが故の汚い部分もとても素敵に表現されてて。
この本よかった。
3回ぐらい読んだけど、読めば読むほど奥が深い!
ちなみにこの本で一番印象深かったこと。
帰りの馬車で、情事に勤しみ。
1回戦終わった後、セレーナは意識を失うも、
セレーナの中で復活したライアンは、馬車を降りる手前まで
ずっと繋がり続けたという…。
私が表現すると、なんと拙い!
もう!この部分になんか光悦としてしまったもんね。
愛のために、ずっと繋がり続けていたいという。
しかも馬車降りる寸前まで!
本当、(私的)純愛なところにうっとりしてしまった。
どんだけセレーナ好きなんだーーっ!!ってねw
これ、ぜひ読んで!
起承転結、バッチリ!!
この本に関心がある人におすすめ!
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