シークの花嫁さがし
<内容紹介>
サイードはアルド石油日本法人の若き社長。秘書の瞳子が頼まれたのは来日する王族のため、婚約者を演じること！？ 密かに恋していた彼の命令に心は複雑。無事に役目を終えたと思ったら、スイートルームへ――。社長の濃厚なキス、巧みな愛撫に心まで虜に。官能的な夜のあともオフィスで、パーティーで、恋人のように身体を求められ……。
<読んだ感想>
今回、御堂様の文章にしてはライトな印象。
けど、やっぱり話の進め方が素敵すぎ！
過程がとにかく丁寧なのよね。
今回のお話しは特に読みやすくて、すっごく良かった！
シークの名を持つザイードと、
身体にコンプレックスを持った瞳子のラブロマンス。
ハーレクイン的な要素たっぷりだったな～
ハーレクイン要素の中に、ティーンズラブ要素が融合した
それはまさにミラクル的作品！
以前、御堂様の作品の「あとがき」で
出産後（だったかな？）ハーレクインにはまったのが
ティーンズラブ執筆のきっかけになったという文面読んだことがあるんだけど。
その描写力は本当に素晴らしい！の一言！
エッチシーンもとっても良かった！
少しずつ開花されていくというか。
前戯シーンが多く、逆にエロかったな～
しかもちょっとザイードSッ気あるし！
焦らし的なシーンにドキドキしたわ～
ザイードはクーデレ男子。
瞳子は化石みたいな女子だね（読めばわかる）。
2人とも好きなのに、すれ違ったりとか、恋愛的要素もたっぷり。
しかもシチュエーションが現代だから、もし私だったら…とか、
想像も膨らむ感じよ！
アラブ系男性って本当に精力強いのかしらね。
宗教的問題はあるけど、あのミステリアスな感じが怖くもあり魅力的。
クーデレ男子にアラビアン男子の好きな人にオススメ！
